明治大学英語部(ESS)現役生の2014年度活動報告と今後の活動予定
1、2014年度活動報告
現在の明治大学英語部は、総勢220人を超える部員数を誇り、ディベート、ディスカッション、ドラマ、スピーチの4つのセクションに分かれて活動を行っています。また、英語部全体での夏合宿や、定時総会なども行っています。
以下、セクション毎に、活動内容を報告します。
■ディベート セクション
部員数は、現在 約30名が在籍。
平日は、週3回約3時間の練習を行い、休日には、他大学主催のディベート大会に参加。英語でのプレゼンテーションスキルや論理的な考え方を身につけるため、日々努力しています。主に2対2の形式のタッグ戦が主流です。チームワークの大切さ、相手を打ち負かす根性や、論理的な思考能力がまさに問われます。
2014度の成果として、KAEDE ディベート トーナメントにて、3年生の原君が参加者116名中の本戦に勝ち上がり、結果チームプライズ3位を獲得。
また50人が参加した1年生の大会であるフレッシュ ジャパニーズ ディベート トーナメント リーグにおいて、石井君が個人10位を獲得しました。
■ディスカッション セクション
部員数は、現在 約150名が在籍。英語部最大の人数を誇っています。この傾向は、約7、8年続いております。平日は、週3回約3時間の練習を行い、休日は他大学主催の大会に参加したり、明治大学英語部主催の大会も立ち上げて活動しています。よりよい結論を得るために、テーブルメンバー内での合意形成を意図した議論が重要です。
2014年度の成果として、KUEL(関東学生英語部連盟)主催の春の大学セミナーにて参加者700名中9人に与えられる最上位ランクを、織田君、小笠原君(3年生)が獲得。また、松井君、笹原君(3年生)、田中君、永原君(2年生)もそれに続く上位ランクを獲得しました。
Assmbly東日本予選にて、織田君、小笠原君、松井君、道端君、笹原君、堀越君(以上3年)長原君(2年生)が参加者300人中上位27名に与えられるランクを獲得。織田君は、最終テーブルで1位となり、関東代表枠3人に入り、全国大会に出場し、全国大会でも6人中4位を獲得しました。12月には、明治大学主催の明治オープンを開催しました。
■ドラマ セクション
部員数は、現在 約15名が在籍。
年2回の春公演(3月か4月)、秋公演(10月か11月)が主な活動。春公演、秋公演に向けて
練習を行い、本番を迎えています。
現在、明治大学内での公演だが、一般の方の観覧ももちろん可能。春、秋とも 舞台のセットから大道具、小道具、衣装、台本などすべて自分たちで考えて制作。主に、英語の発音、英語表現、会話としての英語を学ぶよう日々努力しています。春、秋とも120名の集客を達成しました。
■スピーチ セクション
部員数は、現在 約30名が在籍。
平日は、週3回3時間の練習を行い、休日には 他大学主催のスピーチコンテストに参加したり、明治大学主催の大会を作って、運営を行っております。英語の発音や文法、1人でスピーカーとして舞台に立つということで度胸を身につけ、人前でのプレゼンテーション能力を磨くために日々努力しております。
2014年度の成果として、明治大学主催の Prelude Cup において、参加者10人中、實君(3年)が、1位を獲得。同じく明治大学主催の ダリア Cupで、参加者10人中、真鍋君(3年)が1位、大井君(3年)が 3位を獲得。また明治大学および他の8大学合同で、
Harvest Cupを開催(全国で1日の出場者数が最も多い大会)。予選参加60人。本選には10名が進出できるが、内3人は明治大学から出場。真鍋君(3年)が1位を獲得。
また明治大学が主催する全国大会の中で春ではもっとも規模が大きい三上杯を開催。今年で72年目を迎え、大学英語部が開催する大会ではもっとも歴史が古い。
全国から参加者を募り、50人を超える応募があった。本選では、北詰君(3年)が最終スピーカーとして、堂々としたスピーチを披露した。12月には、板橋杯を開催。
■全体活動
毎年、全セクション合同で 夏合宿を開催。1、2年生を3班に分けて1ヶ月間かけて英語劇「ウエストサイド物語」を実演しました。1年生がキャスト、2年生が演出、指導する形式です。夏の1ヶ月間、毎日朝から晩まで稽古を行い、その集大成を夏合宿にて、英語部員全員の前で発表します。1年生は、毎日の練習により、友情も生まれ、英語劇のセリフを覚、表現することで、初心者でも英語に触れる貴重な機会になっています。
2、今後の活動予定
2015年度も、基本的には、2014年度の活動を継続、発展させ、昨年以上の成果を達成すべく日々研鑽、努力していきたいと思います。また、全体での活動予定として、新たにガイドイベントの実施を考えています。これは、浅草などの観光地に赴き、訪日外国人旅行客に、英語で話しかけ、ローカルな名所へ案内するというものです。これにより、英会話のスキル向上は勿論のこと、より実践的な英語学習に興味をもつ良い機会になるのではないかと考えております。
また、TOEICの団体受験を行い、部員内で 競い合うことで、部内全体の英語力の底上げは、もちろんのこと 就職活動等に向けた資格習得のサポートにも力を入れる予定です。
以上。