2016年5月13日 明大海外留学生就職支援活動:シニアアドバイザー報告
5月13日(金)夕方5時から駿河台グローバルフロントー17階のグローバルラウンジにてSA主催による「日本で働くということ・就職活動の方法」と題する留学生に対する就職相談イベントを開催しました。当日は中国、韓国、台湾、香港、ベトナム、イタリア、オランダ各国から25名の留学生(1年生から大学院生)が、7名のSAと共に参加致しました。
当日はゲストスピーカーとして明治大学国際連携機構特任准教授であるフランク・ミシュラン氏(フランス大使館での勤務経験あり)並びに(株)明大サポート国際連携業務担当の朱嘉未さん(明治大学の留学生として昨年就職活動の経験あり)より、講演をして頂きました。ミシュラン先生からは「これまでは日本独特の企業文化や日本人の仕事上のしきたり等について外国人には中々理解できず苦労もあったが、これからはグローバル化の中で日本企業自身も変わらざるを得なくなるし、またそれを変えていくのは君たち留学生であるから頑張って欲しい」と、朱さんからは「就活という壁を乗り越えるためには、もっと積極的に日本人や日本人学生との交流を深めることが必要」といったメッセージが発せられました。活発な質問が留学生から両氏に対しなされ所定の時間をはるかにオーバーしました。
講演に引き続き、6つのテーブルに留学生とSAが分かれ、就職に関連する質疑応答がなされました。各テーブルでは留学生の真剣な質問を時間内で全てをカバーすることができず予定を30分オーバーし7時半にイベントを終了致しました。留学生が積み残した質問に対しては、後日各キャンパスの国際ラウンジでSAと相談することになりました。
現在留学生は6月からの選考を前に3月以降企業説明会への参加、各企業に提出するエントリーシートの作成、Webテスト等の対応を連日行っております。駿河台担当のSAによれば、日本語が母国語でない留学生が作成するエントリーシート(企業からの質問(例:当社への志望理由)に対する回答書)には不備が多々あり、留学生からの添削要請が日を追って増えているとのことです。また、実際の人事面接を想定した模擬面接も既に20回以上行っているとのことです。
我々SAとしては日本を選び明治を選んでくれた海外からの若き留学生たちが希望する日本企業に無事就職できるよう今後も地道に活動を続けていく所存です。
SA 金子行男(S50卒) 記