原田大二郎氏(1967年卒、俳優)の舞台公演の紹介
事務局に案内状が届きましたので掲示、ご紹介させて頂きます。
本公演の内容はインターネットでも広報されています。下記ウエブサイトアドレス又は
「原田大二郎 ゴドー」の文字検索で画面が開けます。 他関連ウエブサイトもあり主役に扮した原田大二郎氏の画像が見られます。
www.galaxyocean.com/news/1097.html
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『ゴドーを待ちながら』
【ご案内です】
若いときからの念願であった『ゴドーを待ちながら』の芝居の主役をやります。
このような大きな役をあと何本できるかわかりませんが、今必死で頑張っています。
皆様お誘いあわせの上、是非お出かけくださいますようお願い申し上げます。
公演は10月19日から10月30日まで。
こまばアゴラ劇場にて(井の頭線、渋谷から二つ目。 駒場東大前駅下車)
大人は前売り券3500円、当日券4000円ですが。
25才以下なら2500円です。 高校生以下は1000円です。
若い人に見てもらいたいと思っているのです。
チケットの申し込みは下記にお願いします。
お名前、日時、昼か夜か、枚数をお知らせください。
私の家内(規梭子)のほうで予約をします。
チケットは当日受付で現金と引き換えにて受け取りいただきます。
自由席ですので、少し早目にお越しください。
サミュエル・ベケット作
東京大学教授の英文学者、河合祥一郎が翻訳・演出を手がけています。
僕が二人主役の一方、ヴラディーミルを演じます。セリフが749あります。
【日程】
10月19日(水) 18:00から 20日木) 14:00 21日(金)18:00
22日(土)13:00と18:00 23日(日)14:00 24日(月)14:00
25日(火)18:00 26日(水)13:00と18:00 27日(木)18:00
28日(金)14:00 29日(土)13:00と18:00 30日(日)14:00
[ 開場は、それぞれ30分前です]
【内 容】
二人の浮浪老人が、延々ゴドーさんを待ち続ける。ふた幕の喜劇です。
その間に、浮浪老人ヴラディーミル(原田大二郎)と、エストラゴン(高山春夫)は、 二人合わせて1500のセリフをしゃべり続けます。 しかし、二人とも、しゃべるだけで、行動は、しません。そのうち、ポッツォという尊大な大道芸人(中山一朗)が、ラッキー(稲葉能敬)という従者の首に、ロープをつけてやってきます。 ラッキーは、無口ですが、「考えろ」と言われると、わけのわからないことを ベラベラしゃべりまくります。 この二人は、二幕にも出てきますが、二幕では、なぜかポッツォは、 目が見えなくなっています。 一幕でも、二幕でも、少年が出てきて、「今日は、ゴドーさんは、こない。明日は、きっと来ます」と伝言すると、急激に、夜になります。 見どころといえば、この3時間という長い上演時間中、われわれ四人の俳優が見事に、お客様を退屈させない、その演技力です。
アイルランドに生まれ、戦時中パリで、先輩ジェームズ・ジョイスとともに、ゲシュタポ相手に地下組織で戦ったベケットが、戦後1952年に書き下ろした不条理劇です。 『ゴドーを待ちながら』が、 世に出て、この種の作品を不条理演劇と呼ぶようになりました。 不条理演劇の、始祖といわれる作品です。 心ゆくまで、お楽しみいただきます。
原田大二郎 記
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