2017.3.30 「2017年度新入外国人留学生歓迎懇親会」報告
2017年度新入外国人留学生歓迎懇親会に出席して
御茶ノ水橋近くの桜もほころび始めた3月30日、駿河台キャンパス、アカデミーコモン2階の会議室で明治大学主催の懇親会が開催され、約300名の外国人留学生が集まった。17時開始の予定だが10分前に到着するとすでに200人以上の留学生がいて、受付が混雑していた。中に用意された50席余りの椅子はすべて占められ、立って友人たちと話しながら待つ学生がドンドン増えていく。アジア系の留学生が圧倒的に多いが、ヨーロッパ系の学生もちらほらいて国際色豊かだ。駿台E.S.S.の活動として参加しているシニア・アドバイザー(SA)の関紘一(1967年卒)、山岡大介(1968年卒)、高橋剛(1966年卒)の3名がこの懇親会に出席した。
キャンパスメイトの学生2名による司会進行で、大六野国際担当副学長(国際連携本部長)の挨拶があり、現在約2000名の留学生がいて、7年後には4000名の留学生を受け入れるとか。中国、韓国、台湾の学生会上級生による歓迎の言葉が続く。中国、韓国、台湾は留学生が多く、学生会組織が存在し、横のつながりも強いと聞く。
したがって、単独になりがちな欧米系の学生中心に話しかけてみた。アメリカ、UK、アルバニア、カザフスタンからの留学生とSAの存在意義について話した。日頃の日常生活のトラブルでは、例えば、ストーカー対策はどうすべきか。日本語のコミュニケーションをさらに進化させ、日本企業で働いても問題ないレベルに近づけるため、SAを利用して欲しい。宿題のレポートや就職活動のエントリー・シートの日本語チェックや、敬語の実践活用などSAの役割を説明すると誰もが大いに興味を示した。
懇親会では好感触の反応があったので、4月10日からの新年度には多少なりとも相談件数が増えそうな期待が持たれた。
2017年3月31日
報告者:高橋 剛(SA、1966年卒)
(注)SA(シニアアドバイザー)活動:駿台E.S.S.が掲げている「母校明治大学の国際化に協力」する具体的活動。2015年から活動を開始。明治大学の要請に協力し、在籍する外国人留学生の日常生活やキャリア(就活)の相談に乗っている。大学に登録している会員のSAは現在8名。本年4月10日からは駿河台キャンパスにそのうち4名のSAが当番制で通い活動する。
会場の様子の写真(4点)を以下に掲載します。動画モードですがご覧ください。
2017.3.30 2017年新入外国人留学生歓迎懇親会Movie① MVI_0387
2017.3.30 2017年新入外国人留学生懇親会② MVI_0389